コンビニエンスストア店舗で調理する商品に貼付するラベル発行システムの開発
開発するアプリケーションは、大手コンビニエンスストア様の約12,000店で老若男女様々な経営者、パート及びアルバイト従業員が使用するアプリケーションとなるので、特にユーザーインターフェースについては以下の2点の観点を求められました。 ①直感的に使い易い、ヒューマンエラーを起こしにくいユーザーインターフェースの実現 ②店舗従業員が誤って重要な設定を変更できないようにするユーザーインターフェースの実現上記2点を特に意識して開発に努めました。上記2点を実現するべく、お客様からのニーズを店舗従業員の方々の観点を積極的に取り入れるため、設計の早い段階からモックアップ(ビジュアル面での完成形サンプル)を作成及び意見交換を実施し、店舗従業員の方々に触って頂き、様々な意見を頂戴しながら進めました。その結果、上記のお客様ニーズを満たすユーザーインターフェースを提供する事ができました。一方、開発環境面では、このラベルプリンターがOSをAndroid™ 7.1を採用しているため、必然的にAndroidアプリの開発になりました。そこで、当社は今後のクロスプラットフォームの利用機会の増大に向けて、Flutterを採用し、開発言語をDartとして取り組みました。[Flutter]も[Dart]も初挑戦ではありましたが、計画的に技術習得を行いながら開発を進めて参りました。開発実績の無い技術での開発であった為、早い段階から実機での動作確認を行えるように調整を行いました。その結果、エミュレータと実機での動きの違いを早期に発見することができ、様々な課題をクリアすることができました。