医療メーカー向けVDI基盤更改
本案件は、エンドユーザ様が利用している仮想デスクトップ(VDI)環境について、各種基盤機器のサポート期限切れに伴う更改案件である。 NWやサーバ基盤更改に合わせて、そのうえで稼働しているシンクライアントソフトウェア(VMware Horizon 7)のバージョンアップも行う計画であった。 システムの利用者であるエンドユーザの中には、ITリテラシーの高くない方もいるとのことで、ログインにかかる時間が遅かったり、エラーメッセージ等が出たりすると、ヘルプデスクへの問合せに直結する状況だと伺った。 エンドユーザにシステムを快適にご利用頂くためにも、ヘルプデスクの稼働負荷を減らすためにも、既存環境と同等以上の利便性を提供する必要があった。 シンクライアントソフトウェアは「VMware Horizon 7」から「VMware Horizon 2106」へのバージョンアップに伴って、主要機能に大幅な変更が加わっていたため、その差分を洗い出し、既存同等の機能と利便性を提供するために、どのような設計をする必要があるのかを検討する必要があった。