経営方針

IR情報 Investor Relations

株主の皆様へ

代表取締役社長 竹中 勝昭

代表取締役社長
竹中 勝昭

売上高は過去最高を更新継続中
~変化に対応しながら成長し続ける会社へ~

株主の皆様には、平素より当社グループ事業にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。令和6年3月期の事業環境は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解除され、コロナ禍以前の正常な経済社会活動に戻りつつあることを実感する1年となりました。インバウンド需要が大幅に拡大、個人消費も持ち直し、賃上げへの期待が高まる一方、円安進行による急激な物価上昇、不安定な国際情勢と各国の金融政策を背景に、先行き不透明感が続いております。
こうしたなか、当社グループは、昨年に引き続いて事業活動を安定的に継続、拡大してまいりました。
第43期の業績につきましては、ゼネラルソリューションサービスにおいては、ノーコード・ローコード開発案件の受注が増加し、BPOビジネスやエンドユーザー案件の受注も拡大いたしました。IT人材不足の背景から顧客の需要が拡大し、昨年度に続き取引が伸長しております。インフラソリューションサービスでは、AWSを中心としたクラウドサービスへの取り組みを強化したことにより受注が拡大し、AWSエンジニアの採用強化や育成が進み、順調に業績を拡大しております。ERPソリューションサービスでは、引き続き市場の変化に合わせサービスラインを拡充し、新たな顧客層を開拓いたしました。
ベースアップ実施による人件費増等により、売上高は引き続き過去最高を更新しながらも、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益においては、わずかながら減益とはなりましたが、概ね業績は順調に推移いたしました。
第43期の期末配当金につきましては、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針として、前期より5円増配の1株当たり40円とさせていただきました。株主の皆様への利益還元は、配当という形で積極的に行ってまいります。

当社は今後も企業価値の向上、健全性の高い経営体制を目指し、コーポレートガバナンス体制のより一層の充実を図ってまいります。
株主の皆様には、なお一層のご支援を賜りたく、今後ともよろしくお願い申し上げます。