代表取締役社長
竹中 英之
変革を加速し、持続的成長へ
~上流工程領域の拡大と提供価値の進化~
株主の皆様には、平素より当社グループ事業にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、令和8年3月期の事業環境は、所得や雇用情勢の改善を背景に、個人消費や設備投資に支えられ緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇や海外経済の減速、地政学的リスクの影響などにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
こうしたなか、当社グループは、昨年に引き続いて事業活動を安定的に継続、拡大してまいりました。
第45期の業績につきましては、ゼネラルソリューションサービスにおいては、エンドユーザービジネスが拡大し、ノーコード・ローコード開発案件やLABO案件、運用・保守案件を軸とした既存顧客の深耕に加え、新規顧客からの受注も増加いたしました。
インフラソリューションサービスにおいても、利益率の高い要件定義・設計等の上流工程案件や自社持ち帰り案件を軸に営業活動を行い、特にAWS・Azure・OCI等のクラウド環境構築案件において受注が増加しており、今後もクラウド関連案件への需要は高まっていく見通しです。
ERPソリューションサービスでは、「SAP S/4HANA」の新規導入及びアップグレード案件や「SAP Cloud ERP」導入案件、また、製造業向けERP生産管理パッケージシステムである「mcframe」の導入支援案件において受注が拡大いたしました。
各ソリューションサービスにおいて、前期に続き、コンサルティング案件を主とした上流工程へのシフトが進み、概ね業績は順調に推移いたしました。
第45期の期末配当金につきましては、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針として、前期より10円増配の1株当たり60円とさせていただきました。また、当社の知名度やブランドイメージの向上を通して、株主数の増強による当社株式の流動性向上の一つの方策として、株主優待制度も継続しております。当社の魅力を高め、より多くの投資家の皆様にご注目いただけるように努めてまいります。
当社は今後も企業価値の向上、健全性の高い経営体制を目指し、コーポレートガバナンス体制のより一層の充実を図ってまいります。
株主の皆様には、なお一層のご支援を賜りたく、今後ともよろしくお願い申し上げます。


